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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss
「ティナ姫!頼む!俺にキッ…………』
「き?」
俺はキスをしてくれと頼もうとした。
っつーか、ティナ姫と一度もキスした事ないのにそんな事頼めるかよ!
「…キ…キ?…キスしてもいいですか?」
お、俺何言ってんだ!?
キスしてくれとたいして変わらない…
「……は、はいっ///」
「いいんですか!?」
「…ザック王様とでしたら///」
俺はティナ姫のぷっくりとした柔らかそうな唇にキスをした。
…すげぇ幸せ。
本当に柔らかいし。
俺は夢中になって何回もキスをした。
「兄上ー?」
エドワードの声が聞こえて俺とティナ姫は離れた。
―ガチャ
「こんな所にいた!」
「…な、なんだよ」
「やんなきゃいけない事たくさんあるんだからさー!夜まで待てないの?」
「ちッ…うっせぇな」
「婿に行くんだから言葉遣い気をつけなよ!」
こいつ本当、口うるさい…。
俺が行こうとすると、ティナ姫は袖をクイッと引っ張った。
そして、コソッと言う。
「…あの…今夜内緒で私の部屋で二人だけでお会いいたしませんか?///」
まさかのティナ姫からの誘いだ。
「兄上ー?」
「今行くって!……よ、喜んで…今夜9時にティナ姫の部屋のバルコニーに行きます」
俺はティナ姫の手の甲にキスをして王室に戻った。