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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss


「…ザック王様…中へお入りください」

「あぁ。ティナ姫、俺の名前に王って付けなくていいからな?」

「はいっ、えっと…私の名前を呼ぶ時も姫は付けなくていいです///」

「わかった、あと二人だけの時は敬語もなしにしよう」

「はいっ」


俺とティナはティナの部屋へと入って行った。


中へ入ると、ティナは俺に抱き着いた。


「あ…えーっと…俺は…女の抱き方はあまり知らないんだ…」

「ふえ?」


ティナはキョトンとした顔をする。


「俺は…今まで女に免疫がなかったから…なんだ…その~」

「?…抱きしめてくれないの?」

「は…?」


いまいちティナと意思の疎通が出来てないような気がする。


「私はザック…に抱きしめてもらいたい…」

「抱きしめるだけ?」

「他に何かするの?あ…キスかぁ///」


お?

もしかして…まさか…ティナって男女がする事キスまでしか知らない?


って事はエドワードとヤッてないのか…よかった。


「…抱きしめるだけだったら」


俺はティナを壊してしまわないように抱きしめた。


「ザックの腕の中は安心する…ザック、今夜は一緒に寝ましょう?」

「え…あぁ…」


俺とティナはティナのベッドに入った。


同じベッドの中で愛し合う男女二人っていったら…普通は愛を確かめ合うんだよな?


でも、この純粋で汚れの知らないお姫様はそんな事は一欠けらも考えていないだろう。
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