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幼馴染と発情期
第21章 マッサージ部2

その日から私は俊哉と話せなくなってしまった。
初めのうちは俊哉から話し掛けてくれようとしてたけど、あまりにも私が避けるので今ではほとんど顔を合わせなくなった。
クラスも違うので家が近くても避けようと思えば避けられる。
小さい頃から好きだった俊哉にあんな所を見られてしまって本当にショックだった…。
俊哉と顔を合わせなくなってから1ヶ月が過ぎようとしていた時の事だ。
俊哉との事を考えたくなくて気を紛らわす為にスマホのパズルゲームばかりやっていて、最近目の疲れがヒドイ…。
「梨花、おはよ!」
「おはよう…」
「あれ?なんか疲れてない?目赤いよ?」
「ゲームやり過ぎたぁ…」
「やり過ぎない方がいいよー!目疲れるでしょ」
「んー…」
前はこんな時は私が行かなくても、俊哉が気付いて来てマッサージしてくれたりしたんだよね…。
今頃になって俊哉の優しさに気付く…。

