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幼馴染と発情期
第21章 マッサージ部2
「俊哉ぁ…ヒグッ…ごめんなさッ…ふえぇッ」
謝るだけのはずが涙が溢れちゃう…。
すると、俊哉は一度私から離れた。
「あー…泣くなよ…」
私はうつ伏せのまま、敷いてあるタオルで涙をグシグシと拭った。
「…梨花。あんまり擦ると赤くなるから擦るなよ」
起き上がらせてくれて、ティッシュで涙を押さえてくれる。
私は久しぶりの俊哉に嬉しくなって抱き着いた。
「…ふえぇッ…俊哉と離れるのやだぁ…」
「梨花が勝手に離れて行ったんだろ?……あのさ…都合の良い俺がいなかったから離れるの嫌なのか?俺がマッサージ得意じゃなかったら同じ事言ってた?」
「マッサージ上手じゃなくても…私…俊哉の事好きだから!だから…もうマッサージしてくれなくてもいいから…側にいて欲しい…」
すると、俊哉は私の頬をふにっと摘んだ。
「馬鹿…もっと前から俺の事好きだって認めとけよ」
俊哉はそう言うとキスをしてくれた。
キス…初めて…///