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幼馴染と発情期
第22章 ひまりの恋人
教室に着くと、絢斗君はクラスの女の子達に一気に囲まれた。
絢斗君は小さい頃から、女の子からすごくモテる。
すごく優しいからモテるのもわかるなぁ。
雅樹君もすごく優しくて、そんな二人と小さい頃から仲良く出来て私は本当に周りに恵まれてるなぁと思う。
私達は出席番号も近いので、新学期の時はだいたい席も近かった。
雅樹君とは隣りの席でいつものように、先生が来るまで雅樹君と座ってお喋りをする。
「……ひまり…あのさ///」
「はいっ」
「次の土曜日……暇?」
「土曜日…はいっ、暇ですよぉ」
「ひまりが見たいって行ってた映画のチケットあんだけどさ…行かない?」
「わぁ!やったぁ…後で絢斗君にも聞いてみよぉ」
「えっ!いや!チケット2枚しかないから!」
「そうなんですかぁ、そしたら1枚分だけ3人で買ったらいいですか?」
「……そうじゃなくて……俺はひまりと二人で行きたくて誘ったんであって…」
雅樹君と二人で…