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幼馴染と発情期
第22章 ひまりの恋人
土曜日。
雅樹君はうちまで迎えに来てくれた。
「あらあら、今日は絢斗君はいないの?」
「絢斗君には内緒なんです」
「もしかして!デート?」
「えっ///ハハ…」
「お母さんは絢斗君にバラしそうなので内緒です!雅樹君、行こ?」
「おう///」
私達は家を出て、駅前の方へと向かった。
「今日はお天気で良かったですね〜」
「そうだな///」
雨だとプレゼント濡れちゃったら嫌だもん…。
「芳樹(ヨシキ 雅樹の弟)君も一緒でも良かったね」
「はい!?良くねぇよ…何で…芳樹連れてこないといけないんだよ」
「芳樹君もいたら楽しいかと思って…」
「俺は!ひまりと二人の方が楽しいよ!」
「そうなんですかぁ…私も雅樹君と二人でも楽しいです」
芳樹君と喧嘩でもしちゃったのかな…?早く仲直り出来たらいいなぁ。
そういえば、一日中雅樹君と二人だけって初めて…。
ふと周りを見ると、休日だからかカップルが多かった。
雅樹君と二人で歩いてるとカップルに見えるのかな……そうだったら雅樹君に申し訳ないなぁ…