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幼馴染と発情期
第22章 ひまりの恋人
映画館を出て、私はてっきりこのまま絢斗君のお誕生日プレゼントを買うものだとばかり思っていた。
「雅樹君は、プレゼントの候補何かありますか?」
「プレゼント?何の?」
「絢斗君のお誕生日プレゼントだよぉ」
「あぁ、そういえばもうすぐだよな」
あれ???おかしいな…今日はその為に内緒で二人でお出掛けに来たのに。
「そろそろ財布換えたいって言ってたから財布でいいんじゃね?」
「ふふふー」
「な、何だよ急に笑って!」
「雅樹君はいつも絢斗君に怒ってるように見えるけど、ちゃんと見てて仲良しだなぁって思ったんです〜」
「んなっ///絢斗とは仲良くねぇし…あいつとはひまりがいるから一緒にいてやってるだけで…」
雅樹君照れてる…。
仲良しなのは良いことなんだけどなぁ。