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幼馴染と発情期
第23章 イケナイ関係
それでもってこの先輩かなりお喋りだから、いつ篤真の前でバラされるかヒヤヒヤさせられる。
「いい加減告っちゃえばいいじゃん!なんかイケる気がする!」
「なんの根拠もなしに適当な事言わないでください…っていうか、もう部活始まってますよ?」
「これ作ってたら遅くなった!彩絵ちゃんには一足先に見せてあげよう」
山崎先輩はそう言いながら思い切り手作りのポスターを拡げた。
夏休み1泊2日海でバーベキュー打ち上げ計画?
「…なんですか?これ…夏休み合宿じゃなくて海で打ち上げバーベキュー大会?」
「そう!引退試合終わったあとな!」
「しかも、場所も学校の合宿所じゃないですか…遊びで使うんですか?」
「大丈夫、大丈夫!サッカー部の合宿って事で日にちも押さえておいたから!夜に花火もするしさ…マジでそろそろ告ってみたら?」
「うぅ…でも…フられたら立ち直れないです…」
「よし、フられたら俺が彩絵ちゃんの事回収するから!」
「そのサービスは大丈夫です…」
「くっそ!釣れなさすぎる!」
先輩はタオルの準備を手伝ってくれて、グラウンドまで荷物も一緒に持って行ってくれた。
山崎先輩も普通に優しいんだけどね…。