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第23章 イケナイ関係

篤真が先に入って、私は部屋で干しておいた水着にもう一度着替えた。


水着…気に入ってくれてたんだ。一生懸命選んで良かったぁ。

海では上にパーカー羽織ってたけど、もちろんパーカーは着たらダメだよね？


「彩絵？着替えまだ終わらない？」

「今！今終わったよ！」


篤真に呼ばれて私は急いで部屋のお風呂場に入った。


浴槽にお水を溜めて、篤真は先に浴槽に入っていた。


「私、水風呂とか入るの初めてかも…ひゃー！冷たくて気持ち良いねっ」

「足の上に座っていいからもう少し俺の方来て」

「うん…///」


篤真の足の上に座ると、腰を引き寄せられて唇を重ねた。


「はぁ……めちゃくちゃ可愛い…俺以外の男も彩絵の水着姿見てるっていうのは妬けるけど」

「えぇ？みんなそんな見てないよー」

「あのなぁ…かなり見られてるからな？山崎先輩とかすごいはしゃいでたし…」


山崎先輩は常にはしゃいでるように見えるんだけどな…


篤真はギュッと抱き締めてくれたかと思うと、首の後ろで結んでいる水着のヒモをシュッと外していた。