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幼馴染と発情期
第24章 出戻り
梨乃の住んでるアパートは1LDKの一般的なアパートで、夫婦二人で住む分には問題ない広さの部屋だった。
部屋の中はどちらかと言うと旦那の物の方が多い印象だ。
洗濯物は先程のパンツが最後だったようでパンツを干すと、梨乃はすぐにキッチンに向かった。
「あんまり時間ないよね?すぐお昼用意するねっ…座ってて〜」
「いや、大丈夫だよ。っていうか、準備手伝うよ」
「私が誘っちゃったから…麦茶飲んで休んでて!」
梨乃はパッとコップと麦茶を出してくれる。
お昼ご飯は素麺で洗濯しながら作っていたらしく、もうほとんど作り終わっていた。
しかし…梨乃が奥さんとか羨ましいな。
梨乃が手際よく準備している姿を見ていると、振り返った拍子に目がふと目が合って…めちゃくちゃ可愛い笑顔で微笑んでくれた。
罪過ぎる……人妻だろぉ!?
「ふふっ…なんか、健ちゃんが同じ空間にいるなんて前に戻ったみたい」
「そ、そうだな…今思うとあの頃が一番楽しかったよ」
「そうだねぇ、私もそう思う…はい!作り過ぎちゃって…おかわりもあるからたくさん食べて」
「あ、ありがとう!…いただきます」
テーブルに向かい合わせで座って素麺を食べ始めた。