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幼馴染と発情期
第24章 出戻り




「あ、やだ…健ちゃん口にハム付いてるよ〜」

「え!?どこ?」


すると、梨乃は身を乗り出して俺の口元に手を伸ばした。

梨乃の胸の谷間が見えて、俺の目線は一気にそっちに集中してしまった。


「ほら、ココ!」


梨乃は俺の唇の上に付いた細かく刻まれたハムを取ると、それを食べた。

む、無防備過ぎる……

俺は急いで目線を逸らした。


「…ありがとう」

「ううんっ…健ちゃん昔から全然変わってないねぇ」

「それあんまり嬉しくねぇよ?」

「あ、そっかぁ…でも外見は変わったよね!昔よりカッコ良くなって…ハッ///やだ…ごめ……変な事言って…」

「い、いや…」


何だろう?人妻なのに…いや、人妻だから?幼馴染みだから?物凄い隙があるというか…俺に対して警戒心がないのか?

昔の方が隙がなかったような気がする。

梨乃に対して押せばイケるんじゃないかと初めて感じた。

イヤイヤ…梨乃は人妻だ。奪える甲斐性もないくせに俺は何考えてるんだろう?
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