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幼馴染と発情期
第3章 新婚さんごっこ



あれ…どうして?


「やった!陸の隣でよかったー♪」

「そうか?じゃあさ、太もも触らせてよ」

「やーん!陸のえっちぃー触っていいよー///」


やだ…

やだ…


「やだぁ!!」

「さ、真田?どうかしたのか?」

私は立ち上がって陸君の腕を引っ張った。


「ふえッ…他の女の子に触らないでよぉ!陸君のばかぁ!」


私は泣きながら陸君を引っ張って教室から出た。


「真田!山崎!」

先生に呼ばれてたけど今はそんな事どうでもよかった。


水飲み場まで行って陸君の手を水で洗う。


「ふえっ…ふえぇっ…」

「…麻由…急にどうしたんだよ?」

「だってぇぇ…ふうぅッ…」

「…こっちは麻由が嫌がる事全部やめたんだけど?」

「…ひっくッ…」

「麻由に触ると嫌がるからやめたし、麻由の事好きだって言うのも嫌がるから俺、麻由の事諦めたんだけど」

「…やだぁ…ふぇっ……陸君が麻由の事諦めるの嫌なのぉ!陸君が他の女の子触るのも嫌なのぉ!麻由だけ触ってほしいのぉ!うええぇッ…」

子供みたいに大泣きすると、陸君はぎゅうっと抱き締めてくれた。


「…麻由ちゃんはわがままだな?麻由が嫌がる事はしないことにしたからさ…麻由が嫌ならもう麻由以外の女の子触らないし、麻由の事だけ触る事にした。麻由の事も諦めない」

「……ふぅぅッ…」

「…あー!もうちゃんと言おう…麻由。小さい頃から麻由の事好きなんだ…俺とつきあってくれるか?」

「ふぁい…ヒックッ…麻由も陸君が好きなのぉ!」


陸君は唇にキスをしてくれた
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