この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君の弱点と私の本性
第6章 そうやって、私を




「伊月さん?

椿、椿?」

1時間目前の渡り廊下、通行人はゼロ。

「名前で呼ばないで」

初対面の六平要、告白された私。


「伊月さん、初対面じゃないよ俺達」


罠だとしか思えない、むしろ罠でいいよ、誰が悪いの?私が悪い。それでいいじゃない

「小学校、同じだったよ、でも俺六平じゃなくて和泉だったし、伊月さんは"かなめ"じゃなくて、ずっと"よう"って呼んでたよね」


キーンコーンカーンコーン、チャイムがなった1時間目はじまる、現代文だよなぁ


「獅童京に別れようって言ったんでしょー?

なんで?かっこよくなってたじゃん、もしかしてB専?

だったら俺のこと好きになれるね」


「は?あんた顔は整ってるけど?寝言でも言ってんの?」


……………思わず口をきいてしまった。

ああ、なんなんだよ!おかしいだろ!イケメンになった(元々イケメンだけど)京とか!突発的に別れてとか言った私とか!初対面じゃないらしいけど初対面の人に告白までされるとか!


もう!絶対誰かが裏で手を回してるよこれは!


「チャイムなったから教室かえる!!!」



またもや、言い逃げた私は教室へ、ではなく。図書室のある別館と呼ばれる第二校舎へ向かった。



















その場所の恐ろしさなんて知らなかったんだよ。













/41ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ