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白い飛沫(しぶき)
第11章 新たな恋
どう?
たまには違う女性とするのもいいもんでしょ?
帰り支度の化粧をしながら彼女が問いかける。
「そうですね。
あんなに激しく射精したの久しぶりです」
「どう?私と付き合っていかない?」
「ごめんなさい、僕には香織がいるんで・・・」
「そっか・・・
でもたまにはこうして私を抱いてよね」
「ええ、僕でよければ」
「うれしい。・・・
じゃあ、これからもよろしくのキス」
里中さんが紅をひいた唇で僕の頬にキスした。
手の甲で頬に付いた紅を取ろうとすると、
ダメダメ、ここを出るまでそのままにしておいて。と茶目っ気たっぷりに笑った。
精算を済ませ(もちろん里中さんの奢り、ラッキー)腕を組みながら部屋をでた。
ちょうど、同じタイミングで隣の部屋のドアが開いた。
どんなカップルなんだろう?好奇心で横目でチラッと確かめる。
「えっ?」
僕はその場で凍りついた・・・・
かなり年輩の男性と
親しそうに腕を組んで隣の部屋から出てきたのは、
なんと香織だった・・・・
「香織?・・・」
僕の声に香織は顔をあげた。
「えっ?・・・なんで順也が・・・・」
行こう・・・と年輩の男性に促され、
2人は一足先にエレベーターの中に消えていった。
「今の・・・・彼女?」
里中さんの問いかけが、
遠い場所から発せられた声のように
僕の耳に入ってくる。
僕は答える事ができずに、
いつまでもその場で立ちすくんでいた。
数日後・・・僕たちは恋愛に終止符をうった。
たまには違う女性とするのもいいもんでしょ?
帰り支度の化粧をしながら彼女が問いかける。
「そうですね。
あんなに激しく射精したの久しぶりです」
「どう?私と付き合っていかない?」
「ごめんなさい、僕には香織がいるんで・・・」
「そっか・・・
でもたまにはこうして私を抱いてよね」
「ええ、僕でよければ」
「うれしい。・・・
じゃあ、これからもよろしくのキス」
里中さんが紅をひいた唇で僕の頬にキスした。
手の甲で頬に付いた紅を取ろうとすると、
ダメダメ、ここを出るまでそのままにしておいて。と茶目っ気たっぷりに笑った。
精算を済ませ(もちろん里中さんの奢り、ラッキー)腕を組みながら部屋をでた。
ちょうど、同じタイミングで隣の部屋のドアが開いた。
どんなカップルなんだろう?好奇心で横目でチラッと確かめる。
「えっ?」
僕はその場で凍りついた・・・・
かなり年輩の男性と
親しそうに腕を組んで隣の部屋から出てきたのは、
なんと香織だった・・・・
「香織?・・・」
僕の声に香織は顔をあげた。
「えっ?・・・なんで順也が・・・・」
行こう・・・と年輩の男性に促され、
2人は一足先にエレベーターの中に消えていった。
「今の・・・・彼女?」
里中さんの問いかけが、
遠い場所から発せられた声のように
僕の耳に入ってくる。
僕は答える事ができずに、
いつまでもその場で立ちすくんでいた。
数日後・・・僕たちは恋愛に終止符をうった。