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白い飛沫(しぶき)
第11章 新たな恋
『うわぁ~、きれいな女(ひと)・・・』
サラサラしたロングの髪が
小顔によく似合っていた。
大きくはないがきれいなラインの胸の膨らみ。
ミニスカートからのぞくすらっとした長い足。
彼女の魅力にしばらく見とれてしまった。
彼女は僕と同じ駅で下車し、
雑踏の中へ消えていった。
待ち合わせ場所には、
まだ直樹の姿は見えなかった。
『それにしても、さっきの娘(こ)、
可愛かったなあ。
あんなかわいい子が今日のコンパに参加してくれたらいいのに』
これって・・・俗に言う一目ぼれってやつかな?
しばらくボーッと待っていると、
「よっ!お待たせ」
ふいに後ろから肩を叩かれた。
振り向くと、大人びた直樹の顔があった。
すこし大人びたが、
やはりどこかお互いにヤンチャしてた頃の
懐かしい面影も残っていた。
「直樹、パーマかけたんだ?」
「ああ、どうだい。似合うだろ?」
他の直樹の友人3名も髪を染めたり、
パーマをかけていた。
なんだかすごくおしゃれ・・・
それに比べて僕は
ジーンズにトレーナーといったごく普段着・・・
こんな服装で来ちゃったけど。
そう言う僕に直樹は
「いいのいいの、その方が俺が目立つから」
そう言ってケラケラ笑った。
あいかわらず失礼な奴。
「さあ、もう時間だ。店に行こうぜ」
僕たちは直樹を先頭にゾロゾロと歩き始めた。
「女性陣はまだ着てないようだな」
小洒落た居酒屋の小さなパーティールームだ。
おい、待てよ。僕たち未成人だよ?
そう問いかけると
「なに堅いこと言ってんだよ。
なにも酒を飲もうって訳じゃないんだ。
こういった店のほうが
和気あいあいと盛り上がるんだよ」
と直樹が笑った。
まあ、いいか。
ジュースなどのソフトドリンクも
充実している店のようだし・・・
さあ、とりあえず座ろうぜ。
そう言われて僕は直樹の横に腰を落とした。
サラサラしたロングの髪が
小顔によく似合っていた。
大きくはないがきれいなラインの胸の膨らみ。
ミニスカートからのぞくすらっとした長い足。
彼女の魅力にしばらく見とれてしまった。
彼女は僕と同じ駅で下車し、
雑踏の中へ消えていった。
待ち合わせ場所には、
まだ直樹の姿は見えなかった。
『それにしても、さっきの娘(こ)、
可愛かったなあ。
あんなかわいい子が今日のコンパに参加してくれたらいいのに』
これって・・・俗に言う一目ぼれってやつかな?
しばらくボーッと待っていると、
「よっ!お待たせ」
ふいに後ろから肩を叩かれた。
振り向くと、大人びた直樹の顔があった。
すこし大人びたが、
やはりどこかお互いにヤンチャしてた頃の
懐かしい面影も残っていた。
「直樹、パーマかけたんだ?」
「ああ、どうだい。似合うだろ?」
他の直樹の友人3名も髪を染めたり、
パーマをかけていた。
なんだかすごくおしゃれ・・・
それに比べて僕は
ジーンズにトレーナーといったごく普段着・・・
こんな服装で来ちゃったけど。
そう言う僕に直樹は
「いいのいいの、その方が俺が目立つから」
そう言ってケラケラ笑った。
あいかわらず失礼な奴。
「さあ、もう時間だ。店に行こうぜ」
僕たちは直樹を先頭にゾロゾロと歩き始めた。
「女性陣はまだ着てないようだな」
小洒落た居酒屋の小さなパーティールームだ。
おい、待てよ。僕たち未成人だよ?
そう問いかけると
「なに堅いこと言ってんだよ。
なにも酒を飲もうって訳じゃないんだ。
こういった店のほうが
和気あいあいと盛り上がるんだよ」
と直樹が笑った。
まあ、いいか。
ジュースなどのソフトドリンクも
充実している店のようだし・・・
さあ、とりあえず座ろうぜ。
そう言われて僕は直樹の横に腰を落とした。