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えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
* * *
私は結局、放課後のことが忘れられずに眠れない夜を過ごした。
あの時は嫌だったはずの翔太の優しい指遣いを思い出して、何故かカラダが疼く。
いつもは藤田くんのことばっかり考えてる私の脳みそは、いつの間にか翔太でいっぱいになっていた。
目の下にクマを作りながら校門をくぐると、後ろから私を呼ぶ声がする。
「おはよう姫野さん!昨日は仕事任せちゃってごめんね…」
「…!藤田くん…」
彼の顔を見た瞬間、昨日の翔太の言葉が頭をよぎった。
『 姫野さんに頼めば全部やってくれるから平気 』
何度考えても、藤田くんがそんな事を言う人だとは思えない…
私はモヤモヤした気持ちを振り払おうと、口を開いた。
「藤田くん、あの…違ったらごめんね。…家の用事は嘘って…翔太が言ってたんだけど…本当?」
恐る恐る尋ねると、藤田くんは一瞬驚いたような顔をしてから笑った。
「…ばれちゃったか。だって姫野さん、いつも文句言わずに頼み聞いてくれるし…暇なのかなーと思ってさ。ごめんね」
私の中で何かが、ガラガラと音を立てて崩れた。
私は結局、放課後のことが忘れられずに眠れない夜を過ごした。
あの時は嫌だったはずの翔太の優しい指遣いを思い出して、何故かカラダが疼く。
いつもは藤田くんのことばっかり考えてる私の脳みそは、いつの間にか翔太でいっぱいになっていた。
目の下にクマを作りながら校門をくぐると、後ろから私を呼ぶ声がする。
「おはよう姫野さん!昨日は仕事任せちゃってごめんね…」
「…!藤田くん…」
彼の顔を見た瞬間、昨日の翔太の言葉が頭をよぎった。
『 姫野さんに頼めば全部やってくれるから平気 』
何度考えても、藤田くんがそんな事を言う人だとは思えない…
私はモヤモヤした気持ちを振り払おうと、口を開いた。
「藤田くん、あの…違ったらごめんね。…家の用事は嘘って…翔太が言ってたんだけど…本当?」
恐る恐る尋ねると、藤田くんは一瞬驚いたような顔をしてから笑った。
「…ばれちゃったか。だって姫野さん、いつも文句言わずに頼み聞いてくれるし…暇なのかなーと思ってさ。ごめんね」
私の中で何かが、ガラガラと音を立てて崩れた。