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えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
「………最低」
自分でも驚くくらい低い声で呟くと、藤田くんを置いて早足で教室へ向かう。
(……翔太が言ってたこと、本当だったんだ…
……じゃあ、雑用に追われてる私を心配して戻ってきてくれたっていうのも本当なの?)
今更、抱きしめられながら告げられた言葉を思い返して胸が高鳴る。
教室のドアを開けると、既に来ていた翔太と目が合った。
「…翔太、おは……」
おはよう、と言おうとした私を無視するように、翔太は目をそらして何処かへ行ってしまう。
(いつもはそんなことないのに…もしかして、避けられた?)
あからさまな拒絶の態度に、何故か胸がズキズキ痛む。
その後も、いつもなら何かとイタズラしてくるのに、一度も話しかけてこないどころか目すら合わせてくれない。
私には話しかけてこない翔太は、他の女の子と仲良さそうに談笑している。
その光景が、余計私の胸を締め付けた。
(…何これ?…まるで、私が翔太のこと好きみたい…….)
そう考えた瞬間、どくんっと全身が熱くなるのを感じる。
鼓動はどんどん速くなり、翔太を直視出来なくなった自分に気がつく。
自分でも驚くくらい低い声で呟くと、藤田くんを置いて早足で教室へ向かう。
(……翔太が言ってたこと、本当だったんだ…
……じゃあ、雑用に追われてる私を心配して戻ってきてくれたっていうのも本当なの?)
今更、抱きしめられながら告げられた言葉を思い返して胸が高鳴る。
教室のドアを開けると、既に来ていた翔太と目が合った。
「…翔太、おは……」
おはよう、と言おうとした私を無視するように、翔太は目をそらして何処かへ行ってしまう。
(いつもはそんなことないのに…もしかして、避けられた?)
あからさまな拒絶の態度に、何故か胸がズキズキ痛む。
その後も、いつもなら何かとイタズラしてくるのに、一度も話しかけてこないどころか目すら合わせてくれない。
私には話しかけてこない翔太は、他の女の子と仲良さそうに談笑している。
その光景が、余計私の胸を締め付けた。
(…何これ?…まるで、私が翔太のこと好きみたい…….)
そう考えた瞬間、どくんっと全身が熱くなるのを感じる。
鼓動はどんどん速くなり、翔太を直視出来なくなった自分に気がつく。