この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
「あーもう…泣くなよ…」

どこか困ったような表情で、優しく涙を拭ってくれる。

それでも私の心はズキズキと痛みを増すばかりで、涙も止まりそうになかった。

「……だから、」

翔太は大きく息を吸うと、選ぶように言葉を並べた。

「昨日、俺にあれだけの事されても、
藤田への想いを守れるくらい、好きなんだろ?

……だったら、俺の気持ちが報われる時は来ねえんだろ?

……お前の側で、藤田への想いを応援してやれるほど、俺の心は広くねえんだよ。

だからもう近寄るな、ばーか」

「…それって………」

予期せぬ翔太の言葉に、新しい涙が溢れる。

翔太は、引き剥がした私の身体を強く抱きしめると、

小さな声で囁いた。

「…俺はずっと、姫野のことが好きでした。………なんでフられるために告らなきゃいけねーんだよ」

その言葉を聞いて、私は思い切り翔太を抱きしめ返す。

伝えたい言葉がうまく出てこなくて、広い胸に顔をうずめた。

「…おい、どうせフるくせに煽ってんじゃねえよ。俺の気持ちも考えろばか」

「…ばかじゃないし、……フらないもん。」

「………え?」
/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ