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えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
私は深呼吸をすると、腕を緩めて翔太と目を合わせ、言葉を紡ぐ。

「今日、避けられて気がつきました。
…私、翔太がいないとダメみたい………
藤田くんなんかより、私、翔太が好き……っ!」

想いを伝えきった瞬間、唇を奪われる。

強引な仕草とは正反対の優しい舌遣いに、私の身体は甘く蕩けていく。

「……んっ…ふっ……」

ひっそりとした階段には、くちゅくちゅと厭らしい水音が溶けていった。

腰が砕けるほど甘いキスに、思わず翔太のシャツを掴むと、ようやく唇が糸を引いて離れる。

「……じゃあ、姫野、お前…今日から俺のカノジョなの?」

嬉しそうに尋ねてくる翔太に、鼓動が速くなるから
やっぱり私はコイツが好きなんだ。

思わず口角が上がるのを感じながら、私はそっと翔太に口づける。

「カノジョに、なってあげてもいいけど?」

「……カノジョに、してやってもいいけど?」
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