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えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
言葉を交わす余裕も無くなって、2人が快感に身を震わせていた時だった。

「おい、なんか今階段の上から変な声しなかった?」
「まじ?どんな感じの?」
「なんか、喘ぎ声っぽいやつ」

階段の下からふいに人の声が聞こえ、私たちはハッとして動きを止めた。

「こんな埃っぽいとこで?幽霊とかじゃねーの」
「幽霊の喘ぎ声ってこと?見に行ってみる?」

複数の足音が恐る恐る近づいてくる気配がして、私はパニックで動くことができない。

…だめだ、見つかっちゃう!

反射的に目をつぶると突然、翔太にきつく抱きしめられる。

私のはだけた胸元をかき集め、
繋がったままの私を翔太の太ももに跨らせると、
履いたままだったスカートでばれないように隠したようだった。

応急処置が整ったと同時に、声の主が私たちの姿を認めた。


「あ……お取り込み中…すみません………」
「…って、翔太と姫野さん……?」

幽霊じゃないと分かった彼らは、声を弾ませて私たちをからかいに近づいてくる。
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