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えっちなハプニング♡短編集
第6章 夜のOfficeで
「……!」


突然、扉の向こう側…電気の消えていた廊下が、明るくなったのだ。


慌てて乱れた脚を閉じて、脱いだパンプスに足を入れていると……


「あれ、矢野ひとり?」

「…っ中嶋さん!」


廊下の奥から近づいてきた足音と共に開かれた扉の先にいたのは、


今まさにオナニーのネタにしていた中嶋さんだった。


「残業?」

中嶋さんはいつもと変わらない様子で私のパソコンを覗いてくる。


よ、よかった…バレてないみたい。


「はい…もう直ぐ終わるんですが…」

「じゃ、俺も手伝ってやるよ」


そう言って彼は、自分のデスクに座る。

…わ、どうしよう、中嶋さんと2人っきり…!

し、しかもノーパンだ……


愛液で湿った指をこっそりハンカチで拭いながら、

思いがけない状況に喜びつつ、先程の行為を後悔し始めていた。

「出張帰りにそこの道通ったらさ」

ぐるぐるになった私の思考は、突然の彼の声に途切れた。
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