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えっちなハプニング♡短編集
第6章 夜のOfficeで
慌てる私を他所に、彼はもう片方の手で器用にブラウスのボタンをはずしていく。


「矢野、可愛い」


耳元で大好きな声にそう囁かれて……


力が抜けた瞬間、彼の手は素早く私の秘部をとらえていた。


「うわ…ノーパンだ。やらしいね、もうぐしょぐしょ」


いつもより低く熱を帯びた甘い声と、優しく蜜を掬う指遣いにくらくらしてしまう。


「んっ……ま、待ってくださ……なんで……」

混乱しながら身体を捩って中嶋さんを見上げた瞬間、

唇を奪われ、舌を絡め取られる。


「んっ…ふっ……」


とろけるような甘いキスは、私の思考も溶かしていって…


足の力が抜けて、崩れ落ちそうになった私の腰を彼はしっかり抱きとめて唇を離す。


「ど、どうして…」


大好きな中嶋さんと、こんなこと……///


夢見ていた妄想が実現して、私は思わずそう聞かずにはいられない。


…なんで?


すると、彼は真っ赤になった私の頬を撫でながら意地悪く笑った。
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