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えっちなハプニング♡短編集
第4章 かくれんぼで秘密のえっち
じゃんけんで小学生の子が鬼に決まり、他のみんなは一斉にお屋敷の中に散らばる。

広いため、5分間 隠れる時間を設けてから、ゲームをスタートすることになった。

あゆは幼い頃の記憶を辿りながら必死に隠れる場所を探す。


棚の裏、クローゼットの中、机の下ーー…


様々なところを思い浮かべながら屋敷を走り、辿り着いたのは5年前、降りられなくなった屋根裏部屋だった。


ここは昔、屋敷を探検していた時に偶然見つけた、隠れるには最適の部屋なのだ。


部屋に入るには、こっそりと掛けてある縄ばしごを登らないといけない。

登るのは簡単だが、降りるのが揺れて怖いんだよなぁ…と、懐かしく思いながらはしごに手をかける。


はしごの先にある扉を開くとそこには、5年前と全く変わらない部屋があった。


そこは物置になっていて、鯉のぼりやクリスマスツリーなど、

季節限定のイベントグッズが段ボールにまとめて収納されている。


もともと2畳ほどの小さな部屋に、段ボールがいくつも置いてあるため、空いているスペースは1畳もないくらいだろう。

しかし、あゆ1人で隠れるには丁度良い広さだった。

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