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えっちなハプニング♡短編集
第4章 かくれんぼで秘密のえっち
「え?でも……」
そこに座ると、ヒロ兄に抱きすくめられる格好になることくらい分かる。
「どうした?立っているよりましだろ、ほら」
躊躇していたあゆはグイッと腕を引かれ、バランスを崩して、気がつけばヒロ兄の腕の中に収まっていた。
「お、これなら2人で座ってられるな!」
「う、うん…よかった」
一瞬の出来事で、あゆは何が何だか分からない状態だったが、どうやら無事に2人とも座れたらしい。
こんな状態で鬼に見つかったら恥ずかし過ぎる…どうか見つかりませんように…!
そう祈りながら、2人は密着したまま静かに息を潜めた。
どのくらい経っただろうか。実際は5分ほどの時間も、ヒロ兄の腕の中にいるだけでとても長く感じてしまう。
夏の狭い物置で密着していた2人は、暑さが限界に達してきていた。お互いの汗で、Tシャツは変色し始めている。
「……暑いな………」
「そうだね………」
しかし、ここで隠れているには暑さを我慢するしかない。隠れ続けるか、ギブアップして鬼の前に出て行くかの2択だ。
そこに座ると、ヒロ兄に抱きすくめられる格好になることくらい分かる。
「どうした?立っているよりましだろ、ほら」
躊躇していたあゆはグイッと腕を引かれ、バランスを崩して、気がつけばヒロ兄の腕の中に収まっていた。
「お、これなら2人で座ってられるな!」
「う、うん…よかった」
一瞬の出来事で、あゆは何が何だか分からない状態だったが、どうやら無事に2人とも座れたらしい。
こんな状態で鬼に見つかったら恥ずかし過ぎる…どうか見つかりませんように…!
そう祈りながら、2人は密着したまま静かに息を潜めた。
どのくらい経っただろうか。実際は5分ほどの時間も、ヒロ兄の腕の中にいるだけでとても長く感じてしまう。
夏の狭い物置で密着していた2人は、暑さが限界に達してきていた。お互いの汗で、Tシャツは変色し始めている。
「……暑いな………」
「そうだね………」
しかし、ここで隠れているには暑さを我慢するしかない。隠れ続けるか、ギブアップして鬼の前に出て行くかの2択だ。