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向日葵を君に…
第8章 高野の気持ち


その日。


食べてもらえなかったお弁当を持って帰って、大泣きをしたのをよく覚えている。


小さい子供のように泣きながらおばあちゃんに悩んでいた事を全部話していた。


おばあちゃんはちゃんと聞いてくれて小さい時と同じ様に私の頭をポンポンと撫でてくれる。


「結花ちゃん…結花ちゃんはお付き合いした彼の事ちゃんと好きだった?」

「え…本当に好きになった人はいない…と思う」

「そう…結花ちゃん、自分の事を見てもらいたかったらまずは相手の事をよく見て。自分の事もよく見てくれる人を見つけなくちゃね?」

「そんな人いないもん」

「そんな事ない…いつか必ず結花ちゃんの事ちゃんと見てくれる人が現れるから」



おばあちゃんにそう言われて、手当たり次第に好きでもないのに告白してきた人と付き合ってきた事を反省した。


自分も相手の事みなくちゃ…。


それから私は外見だけしか見てないような男は受け付けないことにした。


いつの間にか失敗ばかり繰り返していた私は強くなっていた。

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