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向日葵を君に…
第11章 向日葵を君に…


「ロビーで会って…穂高君にどうしてもお礼が言いたいんだって」


ちよ子に連れられて穂高のベッドまで来ると、女の子は泣いてしまった。


「ふえぇ…ごめ…ごめんなさいっ…お兄ちゃん…ヒックッ…みくのせいで…」


みくちゃんという女の子はまだ小さいのに穂高が自分のせいでこうなってしまったと気を負っているみたいだった。

私はみくちゃんの手を握った。


「みくちゃん…穂高はみくちゃんのせいでこうなったなんて思ってないよ…みくちゃんがそう思っちゃうときっと穂高はすごく悲しむと思う…」


穂高はそういう奴だ。


「うん…穂高君はそうだよねっ…みくちゃん、穂高君お礼言ってもらえたら喜ぶからお礼言ってあげて?」

「ふうっ…ふうっ…おに…お兄ちゃん…助けてくれてありがとう…ありがとう!」


お礼を言ってくれたみくちゃんは折り紙に書いた穂高宛の手紙をくれて、ちよ子とロビーにいるお母さんの元へ帰っていった。
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