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向日葵を君に…
第14章 向日葵を僕に。
「次、俺にも抱かせてくれよ!穂高、いいだろ?」
「はいはい」
天井がしばらく抱っこをした後に今度は弘貴が抱っこをする。
あれ?
なんか、結構…俺よりもお父さんっぽい。
「光輝ーイケメンに育てよ?」
「穂高君と結花ちゃんの子なんだから絶対に良い男になるよね」
弘貴が抱っこをしていると、光輝は寝てしまった。
「お…俺の腕の中は気持ちいいか?さすが、俺」
「色んな人に抱っこされちゃったから疲れちゃったんだよー…光輝君ごめんね…弘貴、あんまり長居したら結花ちゃん休めないからそろそろ帰ろう?」
「おう。光輝、寂しいかもしれねぇけど俺は帰るからなー」
弘貴はそっと光輝をベッドに寝かせた。
「もう少しいてもいいのに」
「ありがとうー…でも、また退院してからゆっくり会いに行くね!」
「ゆっくり休めよ」
天井と弘貴は帰っていった。