この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
向日葵を君に…
第14章 向日葵を僕に。
「結花、りんご食べる?」
「うん…ありがとう」
弘貴達が帰ってから、弘貴達がお見舞いに持ってきたりんごを切る。
「槇野の方が優真より抱っこするのうまかったね」
「やっぱりそう思う?はぁ…早く緊張しないで抱っこ出来るようにならないとな」
すると、光輝が起きたみたいで泣き始めた。
俺は積極的に光輝のところへと行く。
「どうしたー?」
「あ、そういえばそろそろ授乳の時間だ」
「あー授乳はさすがに俺には出来ないな」
結花のところに連れていったあと、俺は病室をうろうろした。
なんとなく授乳をしているところは見ちゃいけない気がする。
「ふふ…優也、授乳してる時っていつもうろうろするよね」
「だって、あんまり見られても嫌だろ?」
「別に優也にだったら平気だよ…旦那さんでしょ」
「…そ、そう?」
結花がそう言ってくれたので、俺は椅子に座り直した。