この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
向日葵を君に…
第14章 向日葵を僕に。
パチッ
リビングの電気を点けた時だ。
パーンッパーンッ
「うえっ!?」
クラッカーが鳴り響いた。
「「お誕生日おめでとう!!」」
そこには…光輝、葵。弘貴、天井、弘貴と天井の息子の一護(イチゴ)君、娘の萌菜歌(モナカ)ちゃん。
そして、結花がケーキを囲んで俺を出迎えてくれた。
「あ!今日、俺の誕生日か!」
「ホカカ!自分のお誕生日忘れるなよっ!」
この俺の事を『ホカカ』と、呼ぶのは一護君だ。おわかりの通り、弘貴とそっくり。
ちなみに結花の事は『カカノ』と呼んでいる。
「こらーっ!パパの口真似しないのっ!穂高君、いつもごめんねー」
「いやいや!全然気にしてないって」
ソファーに座ろうと、ソファーの近くに行こうとすると光輝に止められた。