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向日葵を君に…
第4章 キャンプ
「あんた…望月の事好きなの?」
「そんなわけないだろ………それに一回ちゃんと断ってんのに…拒否すると泣くし…どうしたらいいのかわかんねぇ…」
「そうなんだ。望月、顔もなかなか可愛いし胸もかなりあるから好きなのかと思った」
俺は高野の手を掴んだ。
「俺は…いくら外見が良くてもそれだけで好きにはなんないよ…」
「…そっか」
高野はそれしか言わなかった。
弘貴じゃないけど…俺はずっと高野の手を握っていた。
高野も拒否しないし…握ってても大丈夫だよな?
高野からしてみたら今、俺が弱ってるから握らせておこうとくらいにしか思ってないだろうし。
今は存分にこの状況を利用してやる!
俺、悪い男だし。