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向日葵を君に…
第1章 デブはキモイですか?
俺が水野さんを好きになるのに時間はかからなかった。
俺は水野さんに恋をしていた。
そんな時に奇跡が起きる。
「穂高君…私、実は穂高君の事好きなの…」
「え…お、俺…こんなにデブだよ?」
「うん、気にしないよ」
「すぐ汗とかかくし、俺のことキモいとか思わないの?」
「ううん…好きだもん」
「あ…ありがとう…ぅッ…ぅッ…」
嬉しくて…水野さんの優しさが俺の惨めだった心を暖かく包んでくれたような気がしてめちゃくちゃ泣いた。
こんな俺でも優しくしてくれる人がいて、こんなに優しくて可愛い彼女が出来るなんて…
夢みたいだ!