この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
向日葵を君に…
第4章 キャンプ
「プッ…穂高でも拗ねるんだ?」
高野はクスクスと笑った。
朝から何でそんなに楽しそうなんですか!?
待てよ?笑った!?
パッと高野を見るともう笑っていなかった。
「何?」
「いや…何でもないです…」
おしい…笑ってる所見れると思ったのに…。
「…お二人さん?もう邪魔者登場していいかい?」
テントの外から声が聞こえ俺は急いでテントを開ける。
すると、弘貴と天井が立っていた。
「穂高君…昨日寝る場所取っちゃってごめんなさい…弘貴とトランプしてたら…いつの間にか寝ちゃって」
「いや!全然いいよ…気にしないで大丈夫」
トランプ?俺がテントに入った時、トランプは片付いてた。
二人で寝落ちしたわけじゃないな…弘貴が俺と高野が一緒にいるところを見てにやっと笑ったのが見えて、弘貴の仕組んだ事だとすぐにわかった。
結果的には良かったですけど…。