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向日葵を君に…
第4章 キャンプ
帰りはキャンプ場からバスで学校に向かう。
「三郎さぁ〜んっ!!離れたくないのぉ〜っ」
「望月先生っ!いい加減にしてください!バス出発しますよ!」
「花子っ!!必ずっ…必ず迎えに行く!!それまで待っていてくれ!」
何を騒いでいるかというと、望月先生と熊田先生の帰りのバスが分かれてしまったらしい。
分かれてしまったって…もともと違うバスだったわけだけど…行きのバスでは悲鳴まで上げてたくせに。
「あの二人美女?と野獣カップルかと思ったけど結構お似合いカップルだったな」
「ちょっとうるさいけどな」
「穂高が花ちゃんと付き合ってたら…」
「絶対にないから想像しないで!」
そんな悲劇の分かれ劇から1時間半後。
サービスエリアに到着。