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向日葵を君に…
第6章 告白しちゃいますか
高野がお化け屋敷駄目なんて…可愛い所を発見した。
お化け屋敷の中を歩いてる間、ずっと腕に抱き付いててくれたし弘貴に感謝だな…。
お化け屋敷を出ると、弘貴と天井がいない。
すると、目の前の橋をデカイ船が通った。
「穂高ー!高野ー!」
船の上から弘貴と天井が手を振っている。
「あれって…違うエリアにいく船?なんであいつら乗ってるの!?」
「俺達はー!あっちの大魔王に支配された神殿に冒険に行く!生きて帰れたらまた会おう!」
「なんか…弘貴…完全に何かになりきってる…」
「今日のテンションおかしかったからね…あいつはちよ子に任せて一回休憩しよ」
高野とベンチに腰をかける。
「なんか飲み物買ってくるよ」
「ありがと」
立ち上がり、売店に向かう。
その時だ…
俺はその場から動けなくなった。
まさか…こんな所で。
中学の時のあの3人…
無意識に写真の入った定期入れを取り出して握り締めていた。