この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花に酔う
第3章  金木犀 * 


……どうしよう。


さっきから、感じていたその兆候。
もう、明らかにそれは。


「……っ」


彼が、私の胸の上下のそれを調節する。
何度も。
自分の好きな位置を探しているかのように、その手の動きを止めない。


「きつくない?」


こくこくと頷きながら。
もう何も言わないで、と。
もう何も聞かないで、と。
必死でそれを願う。


……あ……。


ほら、また。
唯一隠しているその部分に感じたそれに、私は泣きそうになっていた。


どうして?


私、こんなの好きじゃないはずなのに。
そんな趣味ない、って。
彼にそう言ってたはずなのに。


……どうして身体はこんなふうになっちゃうの?


恥ずかしくて。
泣きたくなる。


彼の声にさえ、身体が疼く。
触れる指先に、勝手に身体が反応して。
……ひくん、と。そこが。


/129ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ