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可愛いヒモ~番外編
第2章 採用
「おかわり飲む? 持ってこようか?」
「いらない」
答えて、三つ残っていた氷の一つを指で掴んだ。角の尖ったところを舌で舐めてなめらかにして、ゆーりを手招きする。
「ん?」
ゆーりは不思議そうな顔で、近づいてくる。
俺はゆーりに口付けるふりをして、氷を持ったままの手をゆーりの服の中に突っ込んだ。
「ひゃあんっ」
ゆーりは悲鳴をあげて、背をおもいきりしならせた。
「や、あ、冷た……っ、麻人ぉ」
あの日の氷事件と同じ、エロい声。もう何度も聞いているから、あの頃みたいに動揺はしないけど、興奮はする。
俺から逃げようと必死になるゆーり。だけど俺の手にがっつり抑えられてるせいでかなわない。
「取って、氷……! やあっ!」
身をよじり、哀願するように俺を見上げてくる。
あの時より氷は大きいし、あの日は背中だったけど、今回は胸元。しかも俺が手に持ったままだし。
俺は叫ぶゆーりの服の中で、氷をの位置を動かした。わざと乳首を掠めるように。
「や、やあそれやだ……っ、冷た……い! 麻人っ」
「冷たくて気持ちいい?」
「違……うっ」