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可愛いヒモ~番外編
第3章 友梨香の発熱騒動
「じゃあ、私もその体質ってことで」
「嘘つけ。『じゃあ』ってなんだ、『じゃあ』って」
ゆーりは年中無休で性欲強いと思う。普通に俺よりも。
「心配してるんだよ。風邪長引いたら仕事ヤバいんじゃないの?」
「風邪が怖くてセックスできるかーっ」
「……もう、そういうこと言ってんじゃないってのっ」
ゆーりの手が、再び服の中へともぐり込んでくる。
「わ、何してんのっ」
「もう無理やり襲うからいい」
ゆーりの手はすぐに胸の突起を探り当て、そこをくりくりといじり始めた。
「ちょ……っ、んっ」
ぞわっと走った刺激が、下半身にも響くよう。……起っちゃうって。
よほど押しのけてやろうか迷ったけど、やっぱり泡まみれの手で触れるのは躊躇われた。
抵抗できず、ゆーりのされるがままになる。
「……う、んっ」
ぶるりと体が震えて、俺は唇を噛んだ。息が上がる。
……ダメだ、襲いたくなっちゃう。