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お薬飲んだら中二病の後輩が死ぬほど可愛く見えてきたので
第3章 ふしぎなくすり のまされて▼
これはまたツッコミどころ満載だが、まず私の一番の疑問を投げかけてみよう。
「……誰だっけ?」
二つ結びの子は左目を開いて、その虚ろな黒い瞳をこちらに向けるとニコッと微笑んで、
「デリバリーよ。気分はどう?」
学校の部室で全裸で横たわるピザ配達員の自己紹介は二言で終わった。
「……最高だよ」
私もある程度のスマイルで応対したつもりだったが、きっと私は終始真顔だっただろう。