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ダメ人間(女)は今日も男子校へ通う。
第1章 隠れよう。



「なんだって・・・?」




愕然と全身の力が抜けた。
今までの抵抗がふっ飛ぶような爆弾を投げられた気がしたんだが。




そんなわたしを見て相手もゆっくりと腕を緩め始めた。




「だから、暴れんなヤラせろつったんだけど。」





「・・・・・・。」






こ、これはこっちが謝るべきなんだろうか。いや、悪くないだろ自分。ちょ、ちょっと目の前の人に何も理解できない。





「あー、もしかして先払い系なのキミ。分かった分かった。何万欲しいわけ?」




「・・・え、あの、すみません。まったく意味が分からないんですが。」




「え、・・・は?」





いや、それはこっちのセリフである。






「だ、だから、先払いってなに。自分はどこに連れて行かれるの?ですか。」





そうだよ、一番の問題はそこなんだよ。やんきーの総本山に連れて行かれるのか、そうではないのか。恐ろしい問題である。




自分より幾ばくか大きい相手を見上げ、真正面からそう言う。




って、こいつ、・・・




よく見たらとんでもなく目立つ顔だな・・・。



わたしが信念にしている関わりを持ちたくない人間、イケメンという分類に入る。しかもこの底辺女子の私の目からしてもイケメンの主席ぐらいだ。



おお、これ以上何がなんでも関わりたくないな。







ものすんごいどんよりとした気持ちが心を占める。
頼むから神様、わたしを平穏に生活させてくれよ?










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