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ダメ人間(女)は今日も男子校へ通う。
第1章 隠れよう。
それにしても、おかしいな。
普通入学式とあろうものなら、父兄の皆さんがたで溢れかえるはずなのに。
それに付いて行けば体育館の在処くらいすぐ分かるものなんだが・・・
どうもこの学校はさっきから変だ。
「なんかあったのか、ぬぁっ・・・!」
目をしかめながら辺りを睨みつけていると、突然のことだった。
「なっ・・・!?ちょ、どうっ――――。」
背後から突然角ばった大きな手が荒々しく自分の口を塞ぐ。
予想だにしてなかったことに、足がよろよろともつれる。それを良いことにして相手はもの凄い力でどんどんわたしを引っ張っていく。
な、なにがどうなってんだ。こ、こいつなにを狙って・・・!!
て、ていうかこの状況は何なんだ。いや、・・・いやいや。
ま、まさか、やんきーの総本山に連れて行かれて・・・?
さっきの大きな手と、一溜まりもない力、おおよその身長からして完全に男である。つかこの学校男子しかいないんだった。
いやいやいやいや、多分、多分・・・
どっと顔から血の気が引く。ちょ、ちょっと待ってくれ、さっき関わりを持たないと誓ったばかりじゃないか―――――っ!
成されるがままになっていた自分の態勢から脱出するためにこれでもかと抗う。
何がなんだかまったく分からないがとにかくこの場から逃げなければ大変なことになるのは明白。
必死に手足をばたつかせ、男の手から逃れようともがく。
「―――――暴れんなヤラせろ。」
やっと聞いた第一声がそれだった。
低い男の声。
「・・・は?」
今の私の心とは真逆な、何とも落ち着いた、当たり前かのような物言いだった。
普通入学式とあろうものなら、父兄の皆さんがたで溢れかえるはずなのに。
それに付いて行けば体育館の在処くらいすぐ分かるものなんだが・・・
どうもこの学校はさっきから変だ。
「なんかあったのか、ぬぁっ・・・!」
目をしかめながら辺りを睨みつけていると、突然のことだった。
「なっ・・・!?ちょ、どうっ――――。」
背後から突然角ばった大きな手が荒々しく自分の口を塞ぐ。
予想だにしてなかったことに、足がよろよろともつれる。それを良いことにして相手はもの凄い力でどんどんわたしを引っ張っていく。
な、なにがどうなってんだ。こ、こいつなにを狙って・・・!!
て、ていうかこの状況は何なんだ。いや、・・・いやいや。
ま、まさか、やんきーの総本山に連れて行かれて・・・?
さっきの大きな手と、一溜まりもない力、おおよその身長からして完全に男である。つかこの学校男子しかいないんだった。
いやいやいやいや、多分、多分・・・
どっと顔から血の気が引く。ちょ、ちょっと待ってくれ、さっき関わりを持たないと誓ったばかりじゃないか―――――っ!
成されるがままになっていた自分の態勢から脱出するためにこれでもかと抗う。
何がなんだかまったく分からないがとにかくこの場から逃げなければ大変なことになるのは明白。
必死に手足をばたつかせ、男の手から逃れようともがく。
「―――――暴れんなヤラせろ。」
やっと聞いた第一声がそれだった。
低い男の声。
「・・・は?」
今の私の心とは真逆な、何とも落ち着いた、当たり前かのような物言いだった。

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