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スフレ(Slave Friend)
第6章 調教
不倫の関係からか、公の場で二人が手を繋ぐことが今までほとんど無かったため、麻由美はとても戸惑ってしまった。


今の自分の姿よりも、徹に手を握られていることの方が恥ずかしいような気持だった。


徹からすると、手を繋ぐのは自然な行為だった。
自分にとって、今一番愛おしい女性が自分のために着飾って待っていたのだ。
手を握るぐらいではむしろ物足りないぐらいだった。


駅のホームへはエレベータで降りた。
階段では下から上がってくる人に麻由美の下着が丸見えになってしまう恐れがあっての配慮だ。


エレベータから降りる人はその時たまたま徹達しか居らず、密室に二人きりになった瞬間、徹はもう我慢できなくなったかのように麻由美を抱き寄せ、奪うように唇を重ねた。


不意を突かれて麻由美も驚いたが、すぐに徹にしがみ付き、舌を絡めた。


徹は麻由美の股間を弄り、ディルドゥが入っていることの確認と、下着の濡れ具合を確認した。


すでに駅に来るまでの道のりで歩くたびに擦れて膣内を刺激され、衆人環視にさらされ、更に徹と触れ合い唾液を交換したことで、麻由美の下着はもう吸収しきれない程の分泌物が滴っていた。


「麻由美ったら…可愛い。」
徹はそう囁いて再び麻由美の深く唇を、舌を、強く吸い上げた。


エレベータがホームに到着し、扉が開いて乗り込もうとした数人の年輩の男女が、二人を見て驚いた。


それに気づいた麻由美が慌てて俯きながら小走りでエレベータを降りた。
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