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ラストチルドレン
第4章 零れていく砂のように・堕ちる暗闇


前がはだけたブレザー、シャツ。

ブラジャーは胸の上に押しやられ、あたしの胸は外気に晒された。

家族以外、見せたことの無い体を郷田俊樹は嘗め回すように見つめ、大きな手のひらであたしの乳房を包んだ。

Γひぃっ!いやぁ!」

そんなことしか言えない自分が情けない。

腕や足をバタつかせても、ピクリともしない。

郷田俊樹と三人の男子生徒が見つめる中、あたしの乳房は形を変えるように揉まれていく。

Γやっ……やめて……んん!」

Γ何だ、感じるの?」

Γ違っ!!」

嬉しそうに、揉む手が強弱をつける。

感じたことの無い違和感に、焦り、そして絶望する。

感じる分けない……こんな男に触られて……

それでも、体はあたしの意思とは関係なく反応していたらしく。

Γ乳首、立ってるけど?」

郷田俊樹の細い指があたしの乳首を摘まんだ瞬間―――。

Γいやぁぁぁぁ!あああ!」

悲鳴に混じって、何か別の声が出たことを自分の耳が聞いてしまった。

指は摘まみながら、捻ったり時には弾いたり、あたしの乳首を弄ぶ。

その度に、息が上がり、涙ながらに抑えられない声を発する度、郷田俊樹が笑う。

とても、満足そうな顔で―――。

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