この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストチルドレン
第1章 拾われた体・あたしの気持ち


どうせ、すぐ冷めるさ。

学校で話すくらいの関係になるだろう。

楓、先に帰ったかな?

俺が告白されたの見てたもんな。


そういや、告白してきた女の名前聞いてなかったな。

俺、人の名前覚えるの苦手だから。

1年の時、同じクラスになった奴しか名前は知らない。

まぁいっか。

どうせ、すぐ別れるから。

俺は本当に彼女とか作っている場合じゃない。

働かなきゃ。俺の居場所を保つ為に。

帰りたくない、なんてガキみたいなこと思いながら帰宅した。

久しぶりに楓の居ない夕方の通学路。

自分の影を見つめながら歩く。

明日、楓と話そう。

きっと、楓ならいつも通りに笑ってくれる。

面倒くさくなって、付き合ってしまったと言えば

お疲れ様、バカやねって。

言ってくれる。

どうやったら、あきらめて貰えるか女の楓に聞こう。

本当に疲れた。

真剣に想ってくれるのは、嬉しくないわけじゃない。

でも、俺なんかが誰かを幸せには出来ない。

自分の幸せすら掴んでいないのだから。

/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ