この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストチルドレン
第4章 零れていく砂のように・堕ちる暗闇

Γ早く一緒に住みたいな。この家を出て、楓と二人で。だから俺、頑張るよ。お金貯めておくんや」

Γあたしも、ちゃんと高校卒業する。就職もして、達巳の負担にならないように、家賃も半分払う」

Γそうやな、頑張ろうな。二人で」


約束したんだ。小指と小指を絡めて、二人の未来を。

それだけを目標に、俺は働くから。

何が何でもやってやる。

強く、熱い決意を胸に宿して、今歩き出す。

楓が居れば、俺は頑張れるから。



Γ好きや、大好きや」

Γあたしも。達巳が大好き」

抱き締めて、このまま眠れたらどれだけ幸せか。

楓が帰って、残されたのはあの写真。

本当に綺麗な場所だ。

いつか、ここに楓と二人で行けたら。

その時は、俺楓にプロポーズとかしたりしてな。

きっと、驚くだろうな。

その時の楓の顔、写真に残してやろうか。

そんなことを思いながら、そっと写真をしまった。

/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ