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ラストチルドレン
第5章 絶望の果てに・失った光

思いっきり吸い込んでみた。

あれ、何にも変わらない。

もう一度吸い込む。

………うん、変わらないや。

カズさんに騙されたのか。

燃やしたクスリの火を消した。

クソ全然変わらないじゃない……か。

と、思った時だった。

体がフワリと浮いたような気がして。

それから、脳ミソがグラグラしたと思ったら一瞬で高揚感が襲ってきた。

Γははっ!なんだコレ!」

視界が歪む、でも面白い。

俺、生きてる?何か座ってる感じがしない。

これがクスリの力?

静かに瞼を閉じたら、花火のような光がちらつく。

目を閉じてるはずなのに。

すげー、イライラも無くなって何だかいい気分。

鼻唄さえ歌いたくなる。

ああ、これがカズさんの言うこの世への苛立ち、不条理さ、何もかも忘れられるってことか。

確かに、これは効くな。

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