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ラストチルドレン
第5章 絶望の果てに・失った光

胸がドキドキして、楽しくなってどれくらいの時間が経ったのか。
段々と、今度は落ち込んでいく気分になる。
何だよ、この気だるさは。
さっきまで楽しかったのに、今はまるで息苦しくて。
座っていられなくて床に伏せる。
Γはぁはぁ……つれぇ」
これって、副作用?
何か、もう死ぬみたいに辛い。
ヤバイって頭がシグナルを送る。
このまま死んだらクスリがバレるな。
楓には知られたくない……。
ああ、どうしよう。
何でこんなものに手を出しちまったんだろう。
さっきまで最高な気分だったのに。
ああ、頭がクラクラする。
このまま眠ったら起きられるのだろうか。
そう思いながら、苦しさから開放されたくてそのまま眠り込んだ。

