この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストチルドレン
第5章 絶望の果てに・失った光


仕事が終わって、いつもなら郷田が俺の金を奪いに来るのだが、今日は俺の現場の方が早く終わったらしく事務所に郷田は居なかった。

日払いの給料を手に、俺は事務所から飛び出し駅に行き、繁華街を目指した。

ネットでは、クスリを販売する店の情報が書かれていて、俺はその中の一つの店を訪ねることにした。

これで、最後にしよう。

もう一度だけだから……。

心の中で何度も反復する。

店は、意外に普通でもっと路地裏とかでひっそりやっているのかと思いきや、通りに面した店舗だった。

店内に入ると、帽子を深く被った若いお兄さんが立っていて、色んな種類のクスリを販売していた。

名前は、もちろんクスリとは書いていない。

お香や、ハーブって名前を使っているけれど間違いなくこれはクスリだ。

昨日使ったものと、同じものを購入して店を出た。

早く、帰って使おう。

悪いことをしているって分かっているけれど、どうしても止まらない欲望。

これが、最後だから。

何度も何度も帰宅するまで心で唱えた。

/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ