この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストチルドレン
第5章 絶望の果てに・失った光

夜の公園に、楓を置き去りにしてどこまでも最低だ。

楓の泣き声が風に乗って耳に届く。

何度も俺の名前を呼ぶ。

一度も振り返らずに公園を出て気が付けば俺は走っていた。

逃げたんだ、楓からも自分からも。

もう手を出さないって、一度きりって思ったクスリが今は無性に欲しい。

張り裂けるような心の痛みを消したくて。

もう何も考えたくなくて。

足は繁華街に向かう。

どこまでも堕ちていく。

ごめんな、楓。


――――最低でごめんなさい。



/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ