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ラストチルドレン
第1章 拾われた体・あたしの気持ち

瞳の肌に触れようとした時、一瞬楓の顔が頭を過った。
手がピタリと止まり、少しだけ冷静になる。
「達巳君…お願い抱いてよ…」
涙を流しながら、俺の手を自分の胸に押し付ける。
そうだ、これで終わりにしよう。
瞳との関係は抱いたら終わる。
頭の中にいた楓を押しやり、俺は瞳の乳房を揉みしだく。
アァァ……
瞳の微かな喘ぎ声に俺の僅かな理性は吹き飛んだ。
初めて見る生の女の体。
掌から伝わる体温、鼓動。
乳首を舌で執拗に絡みとる。
瞳の喘ぎ声は段々部屋に響くようになった。
全身から放つ女のフェロモンに、俺は誘われ煽られる。
蜜口に指を差し込めば、響く水音。
前後の動きに合わせて瞳の体が揺れる。
「達巳君………好き…アァン」
名前を呼ばれる度に、もっと啼かせたい、壊したいと思えてくる。
瞳に快感を与え続け、「イクッ」と聞こえた時には弓なりに体が跳ねていた。
女のイク時の顔が、俺自身を元気にさせた。
固く反り返るソレを瞳に差し込む。
ゆっくり、けれど深くに。
律動に合わせて啼く瞳。
締め付け具合が最高で、夢中になった。
何度も打ち付け、終わった頃には二時間が経過していたことを壁の時計が知らせた。

