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ラストチルドレン
第2章 捨てられた子供・気付かない親心

人に触られるとどうしてこんなに気持ちいいのだろう?
自分で揉んだ時は何にも感じないのに。
いや、今まで触られたどの感じよりも、達巳に触れられたこの瞬間が最高に気持ちいい。
好きな人だから?
そうなのかもしれない。
達巳の赤い舌の先端があたしの乳首を柔らかくつつく。
それだけで、痺れてしまう淫らな体。
もっと舐めて欲しくて、でも言えなくて。
太股を擦り合わせて、下半身の甘い疼きをなんとかしようと試みてもまるで意味がない。
そうしている内に、達巳の足で抉じ開けられてしまう。
達巳の太股があたしのソコに当たるから、蜜は容赦なく垂れてしまう。
口に含んで吸い上げられると、もう声は我慢など出来なかった。
徐々に火照らされていくあたしの体。
自分で制御するのは不可能なくらい、達巳を求めた。
キスを欲しがれば、右手で乳首を摘まんで刺激を与え。
仰け反る体に悪戯するように、達巳の太股は細かく振動させてクリトリスに快感を送る。
擦られて気持ちいいのだけれど、刺激が足りずもっとと自ら腰を振る。
「楓…好きや」
たまに紡がれる達巳の愛の言葉はこの行為のスパイス。
更に快感が押し寄せてしまう。

